横浜みなとみらい21 講演会・見学会

▼概要
2000年12月7日(木曜)、ARCHIBAU初の外部イベントとして「横浜みなとみらい21(MM21)講演・見学会」が開催されました。本会は、ARCHIBAU設立趣旨に賛同されたOBの高橋正宏氏(昭和39年卒・(株)みなとみらい21 代表取締役専務 / 元 横浜市都市計画局理事)のご厚意によって開催に至ったもので、第1回のイベントとして相応しい、大変興味深い企画となりました。

当日は、松本会長をはじめ、100名近くにものぼる会員の方々、また多くの学生の参加も見られたことは、この会の興味の深さを物語っているかと思われます。

▼講演会
14時からの講演会は、橋本副会長の挨拶に始まり、約20分間のMM21 紹介ビデオ上映に続いて、高橋氏の講演会がはじめられました。都市計画局理事としての立場から、広く「みなとみらい」を見据えた氏の講演は、古く横浜の歴史的見地に立った都市づくりや、事業としてのMM21の苦労・裏方話など、幅の広い話題をうかがうことができました。また、他都市のウォーターフロント開発の事例などと比較した横浜の特徴などにも話題が及ぶところは、氏をはじめとする横浜市、みなとみらいの視点の広さによるところかと思われます。

高橋正宏氏

 松本哲夫 会長

 橋本文隆 副会長

▼見学会
この後、実際のMM21施設の見学会が行われ、ランドマークタワーの頂上からの眺望をもって会は解散しました。しかし終了後も、高橋氏をはじめとする昭和39年卒の同期生を中心とする懇親の会も行われ、大いに盛り上がったということもあったようです。

 

今回の講演 / 見学会がARCHIBAU初のイベントとして上々の盛り上がりを見せたことができたのは、高橋氏のご厚意によるところではありましたが、参加をいただいた多くの会員のご理解がいただけたこと、そしてこの会の準備に労を惜しまなかった本会理事の木原幹夫氏(昭和52年卒)をはじめとするスタッフの面々の活躍に依るものかありました。とはいえ日程の設定や連絡の方法など、初回ならではの不備が多く見られたのも事実です。次回のイベントでは、尚一層の会員および学生の参加が得られるよう、会としても更なる企画を打ち出していきたいと考えておりますが、また、ぜひとも企画段階から多くの方にかかわっていただきたく、会員の皆様の同調の声をお待ちしております。